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地名の由来:熊本
熊本の地名の由来
熊本県の地名は地形に由来するというのが有力説です。
モト(本)は中心部という意味で、クマ(熊)が地形を指すというものです。
地形説では主に2つの説が有力視されています。
低地と高地が入り組んだ地形がクマと呼ばれていた事に由来するという説と、曲がりくねった川の事をクマ(曲)としたという説です。
地形の他にも夕日が濃く隈取る様子や、高句麗(コマ)人が日本に訪れた際の本拠となった土地であるとする説があります。
なぜ、熊に?
熊本は昔は隈本と書かれていました。
これを熊の字に改称したのは熊本藩の藩主・加藤清正だと言われています。
隈という字は、それ自体でもすみっこなどを意味する言葉で、更に畏がおそれる、かしこまるといった意味を持っています。
加藤清正はそれを快く思わなかったのです。
熊の字を選んだのは、熊の持つ雄々しい雰囲気の為だそうです。
畏れが転じて、猛獣になったのです。
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写真:熊本県庁
写真提供:Googleマップ