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地名の由来:霞橋
橋名の由来
倉敷市の玉島と連島を結ぶんでいるの が霞橋です。
橋の東岸にある竹薮が、まるで霞のように見えたと いう事からつけられた名前だと伝えられていますが、実は別の説もあります。
橋を作る際の大口の出資者の雅号が竹霞だった事に由来するとする説です。
前者が広く知られている由来ですが、政治的な事を考えると後者の説が実際の由来であることも十分に考えられます。
橋の歴史
かつて霞橋が架かる辺りは、弁財天渡しと呼ば れる渡し舟で行き来するしかありませんでした。
その不便さを解消する為に作られたのが霞橋で、最初の橋は1875年に木造の有料橋として完成しました。
後に鉄橋として新設されたのが、現在も霞橋の隣に残る旧(2代目)霞橋です。
1928年に完成した当時の霞橋は、中国地方随一と謳われる立派な橋でした。
しかし水島臨海工業地帯の発達により、交通量が増加した事や、橋自体の重要度が高まった事もあり、従来の橋では対応しきれなくなる 事が懸念されました。
そこで現在の新霞橋が建造されました。
尚、2代目の霞橋は前述の通り新橋の隣に残されており、歩行者・二輪車専用として用いられています。