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小田県の県庁の門

地名の由来:県庁通り

地名の由来


 笠岡駅から市役所庁舎辺りまで続く道が県庁通りと呼ばれています。
 この道を真っ直ぐに進んでいくと、岡山市にある岡山県庁に辿り着きます。
 …というわけではありません。

 この県庁通りが指すのは岡山県の県庁ではなく、廃藩置県後に一時期存在した小田県の県庁です。
 駅前から小田県の県庁があった場所へ続く道なので、県庁通りです。

小田県とは

 小田県は廃藩置県後の1871年に深津県の名前で誕生しました。
 かつての備中国と備後国の東部を管轄とする県で、その時点では深津郡にある福山城を県庁とする計画だったので深津県でした。

 しかし県庁を小田郡の笠岡に置くように変更された為に、1872年に小田県に改称しました。

 1875年に岡山県と統合されて廃止されました。
 県庁の建物は現存しませんが、門のみが小学校の校門として残っています。

関連リンク:笠岡市の立派すぎる校門!



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関連リンク


写真:県庁門
写真撮影:岡山の街角から

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