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地名の由来:総社地区

地名の由来


 昭和は総社市の北部に位置する旧昭和町だった地区です。

 昭和町は1952年に日美村、富山村、下倉村、水内村の4村が合併して誕生しました。
 この時に設置された小学校が年号から昭和を校名とした為、町名もそれに合わせて昭和になりました。

 1972年に総社市に編入。
 大字はそのまま総社市に引き継がれ、昭和は地区名として残るに留まりました。


新町名アレコレ


 前述4村が新町名を検討するにあたって、旧村名や村内の既存の地名以外とする方針が立てられていたそうです。
 当時の経緯についての詳しい資料は入手できませんでしたが、恐らく合併する村が4つと数が多かったことに起因するのではないでしょうか。

 対等な合併の際にはそれぞれの地名から一字ずつ取る合成地名の手法がありますが、漢字4文字の地名は流石に難しいと考えられたのでしょう。
 町の中心部は美袋(旧・日美村)ですが、それでは他地区で不公平感が生じます。

 そこで新町名は既存の地名とは全く異なる名称にする事にしたのです。
 しかし上手くアイディアが出て来なかったので、前述の通り学校が採用した昭和を町名にしたそうです。



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関連リンク


写真:美袋駅
写真撮影:岡山の街角から

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