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地名の由来:哲西町八鳥

哲西町八鳥を歩く│生活の「意外な利便性」と集落の活気

 新見市哲西町八鳥(てっせいちょう はっとり)は、広島県との県境付近に位置する山間の地区です。地区の中心部に広がる僅かな平地に、ぎっしりと田畑や家が立ち並ぶ長閑な風景が特徴的です。
 
 日用品については地区内には昔ながらのスーパーが一つあるのみ。
 生活の中心は県境を越えた東城町にあるお店によります。

 隣町の哲西町畑木に行けば野馳駅があり、東城町の中心部までは僅か一駅。何もない山間の田舎町…という佇まいのわりに、意外と生活に困らない立地です。
 この暮らしやすさゆえか、地区内は山間の地区のわりに空き家は意外と少なく、活気のある生活風景が広がります。

地名の由来

 八鳥という地名が持つ、歴史の深さについても触れておきましょう。

 実はこの「八鳥」という地名は、かつて古代において機織りの技術者たちが集まり、布を生産していた「服部(はとりべ)」の拠点に由来しています。時を経て「はとり」という響きだけが残り、現在の漢字表記へと変わったのです。

 つまり、現在の表記こそ異なれど、あの全国各地に点在する「服部」という地名と、そのルーツは全く同じ。

 この静かな山間の集落が、かつては高度な技術を持った職人たちが集い、地域の産業の中心地として熱気に満ちていた場所だったことを、この地名は今もなお静かに物語っているのです。



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写真:新見市八鳥の風景
写真提供:Googleマップ

最終更新日:2026.6.4

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