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地名の由来:連島町鶴新田

地名の由来


 倉敷市鳥羽は中庄駅周辺や、その南側にかけての縦長の地区です。
 鳥羽は旧中庄村に含まれていた地区で、駅の開業は中庄村時代です。

 地名は「牧駒の とりはの島の 夏草は なつけて後の みまくさにかれ」という和歌に由来します。
 詠んだのは平安時代の貴族である藤原家経で、この中にある「とりはの島」というのが、かつて島だった頃の鳥羽の事を指していると考えられています。
 そしてそれが地名となりました。

鳥羽とは?


 なぜ鳥羽が「とりはの島」と呼ばれていたのでしょう。
 角川日本地名大辞典では島だった頃に島の中心部にあった小丘羽を広げた鳥のようだったという説が紹介されています。

 鳥羽は倉敷市の地名以外でも人名や地名として見られる呼称ですが、それらの由来はどのようなものがあるのでしょう?

 例えば三重県鳥羽市では「泊(とまり)浦」が転じて鳥羽になったと考えられています。
 泊浦とは寄港地として栄えていた事を意味します。
 倉敷市の鳥羽もかつて島だったという事を考えると、航行する船が寄港する港として機能していた可能性はあり得るかもしれません。

 他の由来としては、入り口を意味する戸間口、鳥が多く生息していたこと、祭祀が行われていた祭場が転じたとする説などが見られます。 


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関連リンク


写真:中庄駅
写真提供:Googleマップ

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