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地名の由来:都窪郡
都窪郡 概略
発足:1900年4月1日
含まれる町村:早島町
地名の由来
岡山県で最小の町にして、県下最大の人口密度を誇る早島町を含むのが都窪(つくぼ)郡です。
1900年に郡制が施行された際に、都宇郡と窪屋郡を統合して発足しました。
現在は早島町のみが所属しています。
都窪郡の地名は、郡の発足の際に統合された都宇郡と窪屋郡の地名から一文字ずつを採った合成地名です。
旧地名の由来(都宇、窪屋)
旧地名のそれぞれの由来も調べてみました。
まず『都宇郡』の由来です。
現在の早島町などを含む地域で、大きな港がありました。
その事から船着場などを意味する『津』が地名となりました。
しかし地名は二文字とする習慣があった事や、『津』が呼ばれる際には『つぅ』と発音される事から一文字を加えて『都宇』となったと伝えられています。
そしてもう一つの『窪屋』の由来です。
こちらは現在の倉敷市の中心部などを含む地域です。
窪は低い場所を意味し、屋というのは湿地を意味する(谷が変化したもの?)言葉で、つまり低湿地だった事に由来します。
この二つが合併して出来た地名が都窪郡です。