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地名の由来:生姫島
地名の由来
倉敷市潮通の一角に生姫島と呼ばれる場所があります。
かつて島に停泊していた頼仁親王の妃がここで産気づき、王女を出産したと伝えられています。
地名はその事に由来します。
読み方はウブメジマ、ウメジマの二通りがあります。
現在は陸地化しており、場所を示す標が立てられています。
頼仁親王とは
頼仁親王は後鳥羽上皇の皇子です。
後鳥羽上皇は畿内や近国の兵を集めて幕府を追討しようと試みる、承久の乱を起こしました。
しかし大敗を喫し、隠岐島に流されてしまいます。
これに連座して頼仁親王は児島(※現在の児島半島)に流されました。
親王と妃が生姫島にで停泊していたのも、その移動の途中でした。