TOP>備前県民局エリアの地名の由来>岡山市北区伊福町
地名の由来:伊福町
地名の由来
伊福町の地名の由来
伊福町は岡山市のノートルダム清心女子大学がある一帯の地名です。伊福という地名は、『伊福部』という部民制の名称に由来します。
部民とは、決まった職業を与えられた人々の集まりの事で、『伊福部』は金属の精製・加工に携わっている人々です。
伊福町の周辺に伊福部の人々が住んでいた事が地名の由来です。
岡山に多く残る製鉄由来の地名
岡山県内には、かつてたたら製鉄が盛んに行われていた地域が多く存在します。そのため、金属精錬に関係する地名が各地に残っています。特に「吹く」という行為は、金属精錬を象徴する重要な工程です。その事から職業そのままを地名にした「吹屋」や、「福」のつく地名としても転用されることがありました。これは「吹く」を縁起のよい「福」の字に変えて地名に用いる例です。
観光地として有名な高梁市の「吹屋」も、金属を「吹く」作業から名付けられた地名の一例です。
清心町にない清心女子大学
伊福町に隣接する地域に「清心町」という地名があります。この名前は、すぐそばにあるノートルダム清心女子大学から名付けられたものです。
ところが、実際に大学が位置しているのは伊福町であり、清心町には大学の敷地は含まれていません。
つまり「清心町」という地名は、大学名にちなんで名づけられたものでありながらも、実際の所在地ではないというユニークな特徴を持っているのです。

-岡山の地名一覧へ戻る-
関連リンク
写真:伊福町の風景
写真撮影:岡山の街角から




