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地名の由来:伊里

地名の由来


 備前市の東南部、地名でいうと蕃山麻宇那、木谷、閑谷穂浪、伊里中、友延の一帯が伊里地区です。

 現在の備前市につながる備前町の前身である伊里町の町域です。
 大字としては伊里中に地名が残る他、JR伊里駅、伊里小学校などの施設にもその名前を見ることが出来ます。

 地名の由来については備前市の公式サイトで紹介されているので、その説をここでも紹介します。
 伊里は伊里の庄と呼ばれたかつての庄名から採用されています。
 そして伊里は「伊(これ)わが里(さと)」の意味であると伝えられています。

正宗白鳥の出身地


 伊里町出身の著名人に作家の正宗白鳥がいます。
 1879年に後に合併で伊里町を発足させる穂波村に生まれました。

 「寂寞」でデビューすると、1900年代初頭に台頭してきた自然主義文学の代表的な作家として活躍しました。
 小説の他に戯曲を手掛けたり、日本ペンクラブの設立に携わり作家やジャーナリストの言論・表現の自由を守るための活動も行いました。(同クラブ2代目会長)

 白鳥の兄弟は彼以外にも著名人がいます。
 ノートルダム清心女子大学で教授を務めた国文学者の敦夫、画家として活躍し二紀会の設立にも携わった得三郎、そして植物学者として多くの著書を残す厳敬がいます。

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伊里駅の駅名の由来


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写真:備前伊里郵便局
写真提供:Googleマップ

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