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地名の由来

　岡山市東区の上道地域に北方という地名があります。

　南側には古都南方の地名があり、元はこの2つで一つの村を形成していました。
　しかし村内で紛争が起こった際に分離され、それぞれ北側の地域と、南側の地域で村を形成することになりました。

　この時に分割された北側が北方、南側が南方の地名になりました。
　

上道北方の誕生秘話

　北方の地名は上道町が岡山市と合併するまで続きました。
　しかし合併をきっかけに上道北方に改称されました。

　市町村合併の際に旧市町村名を地名の前に冠して、旧地名を残そうとする試みは珍しくありません。
　しかし旧上道町の中で上道を付けるのは北方のみです。

　この理由は簡単で、合併する岡山市にも北方という地名があった為です。
　そこで同じ地名にならないように、上道を頭につけたのです。

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写真：城東駅周辺の風景
写真提供：Googleマップ

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