TOP>備前県民局エリアの地名の由来>岡山市南区小串
地名の由来:小串
小串地区
岡山市の小串地区は、小型の船舶が沢山ある港町の風景が見られる地域です。
現在は海苔の産地として知られています。
しかし江戸時代にまで遡ると、米蔵が置かれていました。
高瀬舟で陸地から送られてきたコメを、海を行く船に積み替える為の経由地として栄えていました。
地名の由来
小さい串という、文字だけを見ると不思議な地名です。
元々は【小口】と呼ばれていました。
これは立地上からつけられた呼称です。
児島湾へ入り口が狭まっている(=小さくなっている)場所に位置する事から、小口となり、それが転じて小串と呼ばれるようになったと言われています。
旧地名は大きかった!?
小串の地名が出来る以前は、周辺は大門(おおと)村でした。
これは岡山市東区久々井~岡山市の宝録山(小串港のそばの標高90mの山)の間の海峡の名前から来ています。
大きな門から、小さな口へ。
180度転換のような地名の変更でした。