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地名の由来:三納谷
地名の由来
三納谷は吉備中央町の北部の谷あいの地区です。
読み方はミノウダニです。
地名もその事に由来しています。
旧地名は岑谷(みねたに)で、険しい峰が続く事を 意味しています。
現在の三納谷は、岑谷が転じた地名だと考えら れています。
三所神社
三納谷には三所(サンジョ)神社があります。
岡山県神社庁によると、三所権現の通称で知られているそうです。
979年に麓の池に光る正体不明の何かが現れるようになりました。
当時の人々がそれを祀るようになったのが、起源と伝えられています。
江戸時代には池田家の庇護を受けて栄えていたことが知られています。
祭神は伊弉諾尊、速玉男命、事解男命の三柱です。
地名が岑谷から三納谷に転じたのは、この神社の祭神が三柱であるということが関係していると考えて良いのではないでしょうか。