TOP>備前県民局エリアの地名の由来>岡山市北区庭瀬
地名の由来:庭瀬
地名の由来
庭瀬の地名は新瀬(にいせ)が転じたものだと考えられています。
新瀬の確たる由来は伝わっていませんが、かつて庭瀬の辺りまで海が湾入していた事から生じた地名とされています。
「瀬」という字には歩いて行ける程度の水位の低い場所を指します、なので新瀬は海退によって生じた地名と考えられるでしょう。
庭瀬城
庭瀬には庭瀬城跡があります。
三村氏が宇喜多氏の侵攻に備えて整備したと考えられています。
高松城の水攻めの際に落とされ、後に宇喜多氏の所領となります。
1602年に戸川家が入り、城を廃して庭瀬陣屋としました。
最終的に板倉家が入り、明治時代を迎えました。
この時に庭瀬城の表門が東花尻の立成寺に移されて、現在も残されています。
関連項目:庭瀬駅(駅名になった地名の由来)