地名の由来:御津金川
地名の由来
岡山市北区御津金川は、金川駅や区役所の支所、高校があるなど、御津地域の中心部です。
一見すると金の川というので、砂金でも取れるのか、財宝でも埋まっているのか!?と、期待してしまいそうになりますが、実は由来は地形にあります。
御津金川地区を流れる川は、国道53号線付近で山の左右に分かれて流れていきます。
この事から、兼ねる川→兼川→金川と転じていったのです。
御津金川
周辺は元々、独立した自治体の御津町という地域でした。
岡山市と合併する際に、大字へ歴史ある地名である御津の地名を冠して御津○○という地名に変更しました。
全国各地の合併した町村でも見られる手法ですが、同時期に岡山市と合併した旧灘崎町は住所表記から灘崎の地名を消してしまいました。
実際に住所を書く手間を考えれば、古い地名にこだわるよりも合理的な考えです。
しかし、伝統ある古くからの地名が残るのがいいのか…、皆さんはどう考えられますか?
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写真:金川駅周辺
写真:Googleマップ