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地名の由来:田中

田んぼの記憶と、御南の風|岡山市「田中」の地名学


田中を歩く

 岡山市北区にある「田中(たなか)」地区。

 国道180号沿いに発展したきた住宅地で、近年では岡山西バイパスの整備に伴い交通量が更に増大し、ロードサイドに店舗や企業が増加してきました。

田中の風景

 しかしかつては文字通り「田んぼの中」にわずかな人家が点在するだけの静かな農村地帯が広がっていました。

 そのような原風景こそが、田中の地名の由来になっています。

二つの「田中」が辿った道

 「田中」という地名は全国に数多く存在しますが、北区内にはもう一つ、「高松田中」という田中地名があります。

 もともと旧高松町にも「田中」という地区がありました。
 しかし、1971年の岡山市との合併の際、既に「田中」が存在していたため、混乱を避けるべく旧町名を冠した「高松田中」へと改称されました。地名は地域の歴史であると同時に、行政上の区別を明確にするための「住所」としての役割も担っていることがよく分かります。

  「御南」という新しいアイデンティティ


 田中やその周辺地域をに御南地域と呼びます。
 読み方はミナンです。

 これは周辺が元々御津郡に属していた事に由来する地名です。
 1947年に田中に中学校が開設されることになり、中学校の名称としての登場したが御南の起源です。
 その中学校の学区となるのが、御津郡の南部に位置する今村(※当時の田中は今村に属す)、白石村、大野村、芳田村だった事から御南と名付けられました。

 比較的新しい地名には学校名に由来する物が見られます。古い時代にランドマークとして地名になった木や川などが、学校などの公共施設に変わっていったのでしょう。



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関連リンク


写真:田中周辺
写真:Googleマップ

最終更新日:2026.2.20


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