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地名の由来:魚見山

地名の由来


 岡山市北区にある「魚見山(うおみやま)」という山の名前を聞くと、川魚が多く生息する山を想像されるかもしれません。
 しかしこの地名は海に関係した歴史に由来しています。

 「魚見」という名前は、山から海を見渡して魚の群れ(魚群)を監視していたことに由来しています。
 かつてこの地域一帯は海に面しており、漁業や水運に関わる重要な場所だったと考えられています。

 現在では周辺は完全に内陸地となっており、川や海の姿は見えません。これは長い年月をかけて河川が運んできた土砂によって徐々に埋め立てられ、陸地化した結果です。
 そのため、かつて魚群を見ていた時代の面影は残されていません。「魚見山」という地名だけがその記憶を今に伝えています。

魚見山の現在


 魚見山は、岡山市街の西側に位置する矢坂山系の南東部にある小高い山です。
この山には富山城跡という遺構があり、地元の歴史散策ルートとしても親しまれています。

 山頂付近からは岡山市街地を一望できる展望があり、特に夜になると美しい夜景が楽しめる穴場スポットとして知られています。

 ただし、標高は高くないものの整備された登山道や街灯が少なく、夜間の訪問は十分な装備と注意が必要です。ライトや滑りにくい靴など、安全面をしっかり確保した上でお出かけください。

 地名から過去を知り、今を楽しむ――そんな視点で訪れてみるのも一興です。




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写真:魚見山からの風景
写真:Googleマップ

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