地名の由来
米倉周辺には新田など、かつての開墾の歴史を思わせる地名が残されています。
この辺りはかつて海でしたが、川が運んでくる土砂によって干潟となりました。
やがて開墾されて完全に陸地化されたのが、現在の米倉やその周辺地域です。
当時、米俵を運ぶ様子を見た時の藩主である池田忠雄に対して、その地域が開墾が進んでいる事を説明したところ、ここも自分の米倉になるんだなぁといった感想を漏らした事が米倉の地名の由来だと伝えられています。
現在の米倉
米倉は岡山県民にとっては、交通情報で良く聞く地名です。
国道二号線バイパス周辺(岡山県道21号岡山児島線の交差点)で渋滞が起こり易い為に、夕方過ぎにラジオで流れる交通情報ではいつもこの地名を耳にする事になります。
田圃も沢山残されていますが、それ以上に交通の要衝として栄えているようで、池田忠雄もびっくりされているのではないでしょうか。