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地名の由来:綾部
地名の由来
津山市綾部の地名は、かつて機織の技術者達が住んでいた地区であることに由来します。
京都にも同じ地名を持つ綾部市という市があります。
こちらも津山市綾部と同様に機織の職人が多く住んでいたことに由来する地名です。
津山と織物
津山で織物と言えば、作州絣があります。
古くから作り続けられた絣です。
古来は販売が目的ではなく、自分たち自身が着るために作る物でした。
それが販売されるようになったのは戦後の事です。
その頃にはに衣料品は作るのではなく購入する時代が訪れていました。
そこで津山市の伝統工芸品として売り出す事になったのです。
しかし徐々に売上は低迷し、2001年には最後の職人が他界しました。
後に、残された資料などから作州絣工房の日名川茂美さんが作州絣を復活させ、保存会を立ち上げるなどして作州絣は復活しました。