地名の由来:知社
知社とは?
西粟倉村にある知社という地名を調べてみました。
西粟倉駅から少し離れた山間の地域です。
知る、社…?
社は神社を意味する言葉です。
知社には岩滝神社と呼ばれる神社があるほか、すぐ隣の筏津にも王子神社があります。
これらのどちらかが由来になっているのかと思いましたが、それは無関係ではないにしても微妙に違うものでした。
地名の由来
知社は元々『千社』と書かれていました。
かつて周辺にたくさんの神社が建ち並んでいました。
神社がたくさんある事を「千の社」と表現し、これが転じて知社という地名になったそうです。
地名の世界で数字は実際の決して実際の数字を意味するものではありません。
一本松、二本松といった少ない数字ならランドマークになるような木があった実数の可能性がありますが、それ以上の数字は単純に多いことを指します。
同様に千の漢字を含む千屋も家が多く立ち並んだ事に由来しますが、決して厳密に数えて千軒の家があったことを意味する訳ではありません。
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関連リンク
写真:知社の風景
写真提供:Googleマップ