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地名の由来:美咲町百々
地名の由来
美咲町に百々という地名があります。
読み方はドウドウです。
地名は地区内の氏神である大宮神社に由来します。
神社が二百八万歳鎮座と言われていたことから、二百を百々と表現して地名としました。
二百八万歳という言葉の意味が把握しきれず、少し調べてみました。
するとインターネットで「ホツマツタヱ」の中にサルタヒコの年齢として登場していることが判りました。
岡山県神社庁のサイトによると大宮神社の祭神もサルタヒコです。
二百八万歳というのは、神社の歴史が猿田彦と共にあるというような意味合いなのではないでしょうか。
大宮神社
大宮神社は前述の通り708年創建と伝えられる神社です。
後醍醐天皇が隠岐に流される際に立ち寄った伝承があります。
ちょうど桜の時期だったそうで、当時の境内にあった桜の大木を愛でて楽しい時間を過ごしたそうです。
残念ながら江戸時代の終わり頃に暴風の被害に遭い、倒れてしまいました。
交通安全のご利益で知られ、単純な道だけではなく人の生きる道を導く「導きの神」としての信仰も知られているそうです。(岡山県神社庁サイトより)