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なぎビカリアミュージアム
地名の由来:奈義町柿

奈義町豆情報

奈義町(写真は天然記念物のイチョウ)
奈義町関本・郵便番号:708-1312
町の木:イチョウ
町の花:ウメ
関連リンク:奈義町公式HP

写真提供:岡山県
 一文字の持つ破壊力…!
 僕はHP上でも幾つかの地名を紹介している通り、地名について色々と調べるのが好きなのですが、やはり沢山の地名を見ていると、いつの間にか好みのようなものが生じてきます。
 好きな歌、好きな食べ物…と、同じような感覚で好きな言葉というのが出てきます。

 ではどんな地名が好きなのかと言うと、一文字の地名が好きです。
 一文字の地名は読んでそのままの意味です!という地名が多く、インパクトが強いので大好きなのです!
 例えば、岡山市東区鉄和気町本津山市皿…などがあります。
 それぞれにダイレクトな由来が存在するのです。

 そんな中でも、ちょっと変わった由来を持つのが、奈義町にある『柿』です。

 奈義町柿
  
 …どうです、この破壊力。
 では、この地名の由来を調べていって見ましょう。

 奈義町柿の地名の由来
 こういう一文字の地名だと、多くの場合は地域内に名木と呼ばれるような柿の木があったというようなことが由来としてありがちですが、奈義町柿の由来は木ではありません
 では何なのかというと、ここでいう『カキ』は読み方はそのままですが漢字が異なり、海に住む『牡蠣』のほうに由来しています。
 かつて奈義町の周辺には浅い海が広がっていたそうです。
 その為、現在でも巻貝などの化石がよく出土します。
 その中でも牡蠣の化石が多く出土したのが、奈義町柿の一帯です。漢字こそ異なれども、まさしく由来は牡蠣なのです。

 奈義町柿には巻貝の化石などを展示、学習するための『なぎビカリアミュージアム』が作られており、様々な巻貝の化石を見る事が出来るようになっています。


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