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地名の由来:美作市
美作市 概略
市名:美作市(Mimasaka)
市の花:カタクリ
市の木:ウメ
関連リンク:美作市公式HP
地名の由来
旧美作国は岡山県の東北部を指します。備前国から分割されて誕生した国です。
(関連リンク:岡山県の北部、南部の境界線は?)
美作市の地名も、旧国名から採られています。
しかし、実は美作という地名の起源はハッキリしていません。
全く不明と言うわけではなく、下記のような幾つかの有力な説があります。
・水が豊富にあって栄えている国
・河と坂が多い地域だった(水間坂)
・甘酒(みまさか)の産地だった …等です。
古い名称なので、その起源を探るのは難しいかもしれません。
国名起源碑には…?
先述の通り、美作の地名の起源には幾つかの説があります。
しかし、その中で有力説として一つを挙げるのであれば、三坂山という山にある三坂峠には国名起源碑が設置されています。
これは山の名前のミサカが転じてミマサカとなったという説です。
かつては大山へ行くための道で、その中でも『三坂三里は五里でござる』(三坂峠で三里=約12km弱を歩くのは、普通の道だと五里=約20km弱も歩くくらい大変なことだという意味)と言われた交通の難所として知られていた場所です。
これが正解だとは断言できませんが、石碑が設置される程なので有力な説だと考えていいのではないでしょうか。