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地名の由来:八神
地名の由来と十二所権現
岡山県内でも有数の難読地名として知られるのが、美咲町の「八神」です。
普通に読めば「ヤガミ」ですが、正しくは「ネリガミ」と読みます。この特異な読み方については、元々は「ヤリガミ」と呼んでいたものが、時が経つにつれて「ネリガミ」に訛って変化したと伝えられています。
地名の由来としてはっきりとした記録は残されていませんが、かつてこの地に十二所権現を祀っていたことから名付けられた地名だと言われています。
この情報から類推すると、「八」という字は、八百屋や八宝菜のように、正確な数を示すだけでなく、「多くの」という意味で用いられることがあります。十二所権現は12柱の神々の総称であり、「多くの神」を祀っていることを示すために、「八神」という名称を用いたのではないでしょうか。
もしダイレクトに神の数を採用していたならば、「十二神」といった地名になっていたかもしれません。
十二所権現は今どこに?
現在、十二所権現は八神地区には祀られていません。
後世になり、同町の塚角にある神社に合祀されたと言われています。塚角の神社といえば、上山宮が該当します。
この上山宮は、八神地区から約4km程度の場所に鎮座しています。地名の由来となった神社が移動した後も、地域の人々が地名を変えることはなかったようです。




