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地名の由来:新職人町

職人町とは?


 新職人町の地名の由来を調べる前に、まず職人町とは何なのかという事から確認しておきたいと思います。

 近世に入ると築城と同時進行で城下町の整備も進められるようになりました。
 城に住む人々の暮らしに必要なものを揃える為であったり、お城の面子として整備するという側面もあるでしょう。

 自然と人が集まるのを待つわけには行かないので、職人たちを外から呼び寄せて住まわせます
 集められた職人たちは一つの地区に住む場所を与えられました。
 こうして職人町というものが成立しました。

地名の由来


 本題に戻ります。

 では新職人町というのは何なのでしょう。
 新しい職人?新しい物を作る職人?…どちらにしてもピンときません。
 これはどちらかといえば前者が正解です。

 津山城を築城する際に城主の森 忠政は自らの故郷である美濃から、城下町の整備に必要となる職人を連れてきました。
 
 新職人町は後から追加で大阪や京都、尾張などから、様々な職人を呼び寄せた際に、その職人たちを住まわせる為に整備していた地域の事を指しています。
 新しくやってきた職人たちが住んでいた町なのですね。



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写真:新職人町の風景
写真提供:googleマップ

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