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戸川町のあけぼの旅館

地名の由来:戸川町

地名の由来


 津山市の旧城下町の西部に戸川町という地名があります。
 津山の町はここから始まったとされる伝統のある街です。

 かつては南側を流れる吉井川からの物流の拠点として栄えており、読み方は同じで富川の漢字が当てられていました。
 森家により城下町が整備された際にもその名前を残されて現在に至ります。

 ただし漢字だけは転じて戸川となりましたが、その経緯は不明です。

 富川の地名の詳細な由来については不明です。
 川による物流で栄えた事を指す瑞祥地名か、その事自体を表現した地名ではないでしょうか。
 尚、旧称には富川の他に同じく同じ読み側で留川もあります。


あけぼの旅館


 戸川町にあけぼの旅館という老舗旅館があります。

 この旅館には明治天皇の後を追い殉死した乃木希典が宿泊したことがあります。
 1907年に夫人と付添の3人が宿泊しました。

 その時の部屋は現在も残されており、乃木の間と名付けられて宿泊する事も出来ます。
 


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関連リンク


写真:鉄砲町、江口銃砲火薬店
写真撮影:岡山の街角から

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