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地名の由来:椿高下
地名の由来
津山城の北側に椿高下(つばきこうげ)という地名があります。
旧城下町としては北端に位置する少し小高くなった地区です。
地名はこの地にたくさんの椿が植えられていた事に由来します。
椿は日本原産の常緑樹です。
古くから日本人にとって親しみ深い植物で、品種改良も活発に行われています。
特に江戸時代に入ると徳川家をはじめとする諸大名の間でも人気を博したことから、庶民にも広く普及するようになりました。
十六夜山の由来
椿高下の辺りに十六夜山という地名が残されています。
周辺は、古くより月見の名所として知られていました。
かつて後鳥羽上皇が十六夜の月見をしたという伝聞が残されており、周辺の山は、その事に由来して十六夜山と呼ばれていました。
津山高校の敷地内にある古墳の名称は十六夜山古墳と言います。