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地名の由来:蒜山湯船
地名の由来
真庭市の蒜山地域に湯船という地名があります。
この地名は、浴槽を意味する湯船に由来します。
かつて周辺が温泉地だった為につけられた地名です。
しかし現在の湯原温泉の辺りでよく湯が出るようになって、湯船の方では出なくなってしまったそうです。
旧温泉と地名
かつて温泉が湧いていたという地域は他にもあります。
例えば里庄町の湯の池には面白い伝説が伝わっています。
湯の池も名前から推測できる通り、かつては温泉だったと言われています。
しかし現在は温泉は出なくなっており、普通の池になっています。
この事に関し、各地で鬼退治を行っていた吉備津彦命が、鬼が傷を癒やすのに用いていた湯の池を封じ、ただの池に変えてしまったのだと伝えられています。
その為、名前だけが残され、湯の池という名称の普通の池が出来たのです。
温泉が出なくなった地には、このような伝説が残されている事も少なくないそうです。
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関連リンク
写真:蒜山湯船の風景
写真提供:Googleマップ