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駅名の由来:美作大崎駅
美作大崎駅
美作大崎駅は1934年に姫津西線の駅として設置されました。
駅の所在地は津山市福力で、大崎は駅の開業時の大崎村に由来します。
ただし駅名が「オオサキ」なのに対し、村名は「オオザキ」です。駅名に旧国名の美作を冠するのは東京に大崎駅がある為でしょう。
大崎の村名は村内にある大崎神社に由来します。
ちなみに大崎神社は旧大崎村内に金井と中原の2箇所あります。
岡山県神社庁の解説によると設置の経緯は同じで、疫病の流行を食い止めるために建立されました。
地形を考慮して東西に設置したようで、大物主神を勧請した東大崎明神と大国魂神を勧請した西大崎明神の二社がそれぞれ現在の大崎神社の起源です。
しかし2つの神社が大崎と名付けられているように、周辺に元々大崎の地名があったと考えた方が良さそうです。
大崎の地名は各地で見られ、海に突き出した岬の地形に由来したり(大きい岬、岬が多い等)、山の先端を意味で「尾の先」が転じて生じた地名が多いようです。
周辺の地形から考えると、津山市の大崎は後者が有力ではないでしょうか。
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写真:美作大崎駅
写真提供:Googleマップ