『宇喜多直家の隠し財宝』
尚家の宇喜多直家の隠し財宝
戦国時代きっての梟雄として知られ、岡山を大藩に育て上げた大名・宇喜多直家。
かつて岡山には直家が有事に備えて財宝を隠したという噂がありました。
隠し場所として伝えられているのは、岡山市中区の操山です。
山の中で朝日がさし夕日が輝く条件を満たす丘のどこかに、二本松があり、その下に財宝が隠されているというのです。
残念ながら発見した人はおらず、真偽の程も不明です。
今となっては二本松が残っている可能性も低いでしょうし、開発によって様子も変わってしまった可能性も考えられます。これから探すのであれば、ほぼノーヒントと同様です。
ナゾのメッセージ
この噂は宇喜多直家が死を目前にしてうわ言で隠し財宝について呟いたという話から出てきています。
先の隠し場所についても同様で、『朝日さす 夕日輝く丘の上、二本松の下に隠し置く』と口にしていたというのです。
直家が正確にどのようなことを話していたのかは不明ですが、余り詳細な内容ではなかったようです。
何をどれくらい隠したのかもはっきりしていません。
しかし噂に背ひれ尾ひれがついていき、隠したのはお金で一万両はあるらしい、件の丘がある場所はどうやら操山らしい…と、話がどんどんと膨らんでいきました。
もしかすると岡山のどこか別の場所に、現在伝わっている物とは全く違う何かが隠されているかもしれません。
関連リンク
画像:『松と夕日』(イラストAC)
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