TOPコラムコラム・岡山の事件簿>59.岡山の砂利食い汚職事件

汚職

『岡山の砂利食い汚職事件』

岡山の砂利食い汚職事件とは?


 1930年に岡山県庁で砂利食いと呼ばれる大規模な汚職事件が発覚しました。

 事件の舞台になったのは岡山県庁の土木課です。
 職員らは民間の業者と結託し、接待費を捻出する為に砂利の空発注を行うことが日常化していました。
 砂利食いというのはこの事に由来する呼び方です。
 東京でも同様の呼称の汚職事件があるので、当時は土木関連の汚職事件の通称として用いられていたのかも知れません。

 この事件で幹部職員27人が有罪判決を受けました。
 退職者も相次いだ為に、土木課の幹部クラスの年代が一気に若返ったそうです。
 

なぜバレた?


 事件は警察の捜査で発覚しました。

 警察が土木課の汚職に気づいたのは、とてもシンプルな理由です。
 空発注で浮いたお金で接待三昧の土木課の職員の金回りが、明らかにおかしかったのです。

 そこで調べてみたら…という事でした。


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写真:汚職
写真提供:イラストAC


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