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津山藩での怪奇現象
津山藩の怪奇現象
正式な記録としては残っていないものの、津山藩の森長武が藩主を務めていた時代に怪奇現象が起こったという噂が伝えられています。岩下哲典氏の著書『津山藩』にも紹介されている、不可解な現象を見ていきましょう。
津山藩で語り継がれる怪奇現象
- ・城から突然煙が上がった
- ・それを見て慌てていた足軽や侍が消えた
- ・夜中に光が差し込み、真昼のように明るくなった
これらの出来事は、当時の厳しい政治に対する天からの警告であると語られています。
長武の政治
森 長武は就任当初から期間限定の藩主だったとみられています。
森家では長武の先代の森 長継の跡を継ぐ藩主に長武の兄である忠継を選出する方向で考えられていました。しかし当の忠継が38歳で早世します。
長継は亡くなる寸前の忠継に彼の子である長成に藩主を継がせる事を決めますが、その時点の長成は僅か4歳で藩主に就くには早すぎます。
しかし長継も長成の成人まで藩主を務めるには年を取りすぎていたので、その繋ぎとして長武を藩主としました。
(関連リンク:期間限定の藩主・森 長武)
なので長武の関心は早々に来るであろう隠居後に大名になる事にあったと言われ、負担の大きな政策は短期間で結果を残そうという功を焦るような部分もあったのかもしれません。
家臣からの諫言を嫌い、自らの腹心である横山頼次を呼び寄せて政治を行っていましたが、先の怪異現象の噂では横山の呪詛説も出ていました。
火のないところに煙は立たないとは言いますが、重用された横山頼次も長武の政治に疑問を抱いていたという証拠なのかもしれません。
関連リンク
写真:津山城跡(鶴山公園)




