『日本初のマラソン王者・金子長之助』
解説
日本で初めてマラソンと名付けられた大会が開催されたのは1909年の事でした。
大阪~神戸間、32.2kmを走る競技でした。
その大会で優勝した…つまり、日本初のマラソン王者となったのが岡山県の西粟倉村出身の金子長之助です。
郵便飛脚で鍛えた足で快走、見事に優勝しました。
オリンピックも期待されましたが、当時はまだ国外での活躍が手放しで喜ばれる時代ではありませんでした。
家族の反対もあり、金子長之助はオリンピックへの選考会に参加することはありませんでした。
後に結婚し、綾木姓となって鳥取に移住して暮らしました。
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