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山本唯三郎

『虎大尽・山本唯三郎』

解説

 歴史の教科書に暗がりで靴を探す人に対して、お札に火をつけて「どうだ明るくなったろう」と話しかける成金の風刺画が登場します。
 実はこの成金、岡山県民です

 岡山市出身の山本唯三郎という人物がモデルになっています。
 第一次世界大戦の際に商業的な成功を収めた典型的な成金です。
 風刺画になったお札のエピソードも彼自身が実際にとった行動と言われています。

 また朝鮮半島での虎狩りも知られており、そのインパクトから虎大尽の異名でも知られます。

 しかし世界恐慌の際に没落してしまいました。
 


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