『児島と真田幸村』
解説
倉敷市の由加山に真田幸村の徳を称える頌徳碑があります。
真田幸村は戦国時代の英雄として高い人気を誇る武将です。
しかし彼の人生を振り返ってみても、余り岡山に縁のある人物ではないようです。
どうして倉敷市に頌徳碑が作られたのでしょう。
実はこれには倉敷市児島地域の主産業である繊維業と深い関わりがあります。
かつて由加山の参道では、お土産として真田紐が販売されていました。
真田紐は真田幸村が武具に用いたことが名前の由来とされる紐です。
この真田紐を製造していたことが、倉敷市児島地域の繊維の町としての興りである事から、頌徳碑が建立されたのです。
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