『森家 最後の津山藩主・森 衆利』
解説
津山藩は1697年までが森家、それ以降の廃藩置県までを松平家が藩主を務めました。
森家として最後の津山藩主となったのが森 衆利(あつとし)です。
先代の藩主である長成(※長成の方が年上ですが、続柄では甥に当たる)に実子がなく、結核で危篤に陥ったので、末期養子になりました。
そして津山藩主となった事を報告する為に江戸へ向かいましたが、伊勢国桑名を移動している頃に幕府を批判している事が発覚しました。
これは家臣が生類憐みの令に伴って建造された犬小屋の管理を問われて、切腹する事態が起きた為だったと言われています。
この事が原因となり、末期養子による家督相続は取り消され、森家は改易になりました。
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