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ダイハツ・MAXクオーレ

初代MAXクオーレ

  車の詳細

メーカー:ダイハツ
車名:MAXクオーレ
発売期間:1977年~1980年

(※詳細については正確な情報とは限りませんので、ご了承下さい)

初代MAXクオーレと出会ったよ!


 今回紹介するのは、岡山県内では有名な物件です。
 鉱山跡へ向かう山道の途中にある為、そこへ向かう人やトレッキングを楽しむ人々がよく写真をアップしています。
 ただしジャンルが異なる方々の為か、車名が投稿される事は少ないようです。

 この車種はダイハツが1977年~1980年まで販売していたMAXクオーレです。
 日本国内では1989年まで販売されていたクオーレの初代モデルです。MAXというのは前身であるフェローMAXから採ったものです。
 フェローMAXを軽自動車の規格変更に合わせる際に名称を変えたのがクオーレなので、サブネームを引き継ぐことで暗に同じ車である事を示唆して乗り換え需要を取りこぼさないようにしたのでしょうか。
 ちなみに新規格への対応はエンジンのみで、車体はフェロー時代のまま360ccの規格から拡大はされていません。

車内

 社内の様子はこのような感じです。
 車体の様子や車自体の年式からしても、相当の期間放置されているはずですが、意外とよく残されている印象です。

 後部座席にはヘルメットが残されています。

MAXクオーレ リアビュー

 なので恐らく鉱山の行き来で使用されていたのではないかと思います。
 しかし…。

山宝鉱山

 ここまでの道はこのような感じです。
 過去に舗装されていたような痕跡も見られません。よく軽自動車で上がってこれたものだなと感動しました。昔はもう少し綺麗な状態だったのでしょうね。
 そして車が放置されている場所から先は急斜面になっていて、おおよそ普通の自動車で上がっていける状態ではありません。恐らくここまでが乗用車で入ってこられる限界の場所だったのだと思います。

 そして最後に停車した状態で放置されて現在まで取り残されてしまった…、そんな感じなのでしょう。最後にこの車を運転していたのが誰か分かりませんが、今まで残され続けている事を知ったらさぞ驚くことでしょう。

関連リンク:二代目クオーレ

写真:ダイハツ・MAXクオーレ
写真撮影:岡山の街角から


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