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鯖寿司だ!!

岡山の珍味・サバ寿司

岡山とサバ寿司

♪ 岡山県ではこう呼ぶ!
・サバ寿司
♪ 起源
 主に新見など、海から遠い為に魚が塩漬けの状態で届けられていた県北で食べられていた郷土料理です。
 地域によっては保存食としても重宝されたそうです。

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サバ寿司とは


 岡山県の南部は豊かな瀬戸内海で穫れる新鮮な魚を用いた郷土料理が多くみられます。
 それに対して山間部である県北は一味違った魚を用いた郷土料理があります。

 その一つが、今回ご紹介する『サバ寿司』です。
 新見市を初めとする県北部や、近畿地方などで食べられる郷土料理です。

 サバは一般的には寿司として食される魚では有りません。
 新見周辺でサバを寿司用いるようになったのは、当時の交通事情に関係します。

 現在のように陸路が発展する以前は、海から魚介類を運ぶのに時間が掛かるため、傷まないように塩漬けにされた状態でサバが届けられていました。

 サバは山間部に住む人には、貴重な魚だったのです。
 その為、サバを寿司として食べる習慣が生まれたのだと言われています。

調理法


 サバ寿司の調理法は下記のとおりです。

・まず塩漬けのサバを塩抜きます。
・長期保存を可能にする為に酢でしめます。
・これをバッテラのように押し寿司にして完成です。

 寿司の形や、酢へ加えられる砂糖や調味料など、地域ごとに特色があります。



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写真:サバ寿司
写真提供:岡山県

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