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バッテリー 特別編 (初回生産限定版) (あさのあつこ書き下ろし小説付) [DVD]

バッテリー・舞台探訪


 中学生のバッテリーの青春を描いた小説『バッテリー』。
 その舞台となっているのは著者の住む岡山県です。
 二人の青春の舞台となった風景を、映画のロケ地などと一緒にご紹介します。

美作中学校(新田東中学校)


 著者・あさのあつこさんの母校でもある美作中学校が、作品中に登場する『新田東中学校』のモデルです。
 映画化の際にはロケ地にも使用されています。

 校舎、グラウンド共に映画に登場しているので、見ていると映画のワンシーンに飛び込んだような気分が楽しめます…が、現役で使用されている学校です。
 見学などについては迷惑にならない範囲に留めましょう。

 学校としては他に高梁市の高梁高校も用いられています。


粟倉神社(新田神社)英田郡西粟倉村長尾1080


 作品中で主人公の巧と豪が出会った場所です。

 巧が祖父に言われてジョギングをしていて到着した場所です。
 ここで魚捕りに来ていた豪と出会い、巧のファンだという豪にボールを捕らせる約束をしました。

 バッテリーコンビの始まりの地である『新田神社』は、美作市から少し離れた場所にある粟倉神社が選ばれました。
 857年創建の歴史ある神社で、樹齢800年にもなるといわれるヒノキや、大きなサカキがあり、どちらも県の文化財へ指定されています。



柏木邸(原田家)


原田巧の家
 巧一家が引越してきた家です。

 高梁市内山下にある立派な邸宅ですが、個人の家を使用していたようです。

高梁市・市職員駐車場


 巧と豪が始めてキャッチボールをしたシーンに使用されたのは、高梁市の市に勤める職員の駐車場だったそうです。
 映画中では舗装されてませんでしたが、現在は舗装されています。

 投球を続けるうちに、前のキャッチャーが半年掛かったという巧のボールを豪は捕る事に成功し、二人は晴れてバッテリーになりました。

大福寺(沢口の家):高梁市落合町近似338


 高梁市の大福寺は野球部の沢口の家として登場しました。

大福寺

 境内にはリンチ騒動の際に巧を裏切ってしまった事を悔いて登った木があります。
 サワが自分を見つめていたという、あの大きな木です。
 原作では農家の子だったサワが寺の子という設定に変えられたのは、寺のロケーションが良かったためだそうです。

石火矢町ふるさと村(巧の家の近所):高梁市石火矢町


石火矢町ふるさと村
 高梁市の『石火矢町ふるさと村』は、原田家のロケ地となった柏木邸の近くに位置し、映画でも自宅の近所として登場します。
 巧の弟である青波の居場所がわからなくなった事を母親から告げられるシーンが撮影されました。

 『男はつらいよ』シリーズでも撮影に用いられています。

巧のランニングロード


成羽川の河川敷
 巧がランニングをしていたのは、高梁市の成羽川周辺です。
 土手道から河川敷へと、これだけ景色のいい場所ならランニングも気持ちいい事でしょう。

美作市林野周辺(新田市の市街地)


 新田中学校などのある新田市の周辺の風景として撮影が行われているのは、著者の住む美作市周辺。

 ロケ地として似合う場所を選んだと言うよりは、実際の舞台なのでしょう。
 小説で描かれている情景ともよくマッチする風景が散見します。

 ちなみにこの辺りは美作倉敷と呼ばれ、古くは川による交通で栄えた町です。

玉島港周辺


 県内の強豪校である横手第二中学校が自主トレをしていた場所です。
 設定上は新田市より北部に位置する横手市の学校ですが、自主トレが行われていた場所は岡山県南部の港町、倉敷市の玉島港周辺です。

 こちらも美作市や高梁市同様に昔ながらの情景を残す町並みがあり、映画作品としては『ALWAYS  三丁目の夕日』のロケ地としても使用されています。



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