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県庁の星・満天堂 ロケ地探訪


 映画・県庁の星は、県庁のエリート職員が民間企業へ研修に出る物語です。
 主人公が派遣されたスーパーは在庫管理もままならず、閉店の危機に瀕していました。

 当初は県庁さんと呼ばれお荷物扱いだった主人公が、やがてスーパー全体の意識改革をしていく様子が描かれています。
 

満天堂はポルカ天満屋ハピータウン

満天堂のロケが行われたポルカ天満屋ハピータウン
 作品の主要な舞台となるスーパーは、高梁市のポルカ天満屋ハピータウンです。
 外見は塗り替えられましたが、建物は映画に登場したそのままです。
 撮影時は外壁に映画での店名である満天堂の看板が掲げられ、ハピータウンやポルカのロゴは映像処理で消されました。

 撮影はお店の営業終了後に行われていたそうです。
 営業時間は20時までなので、その後からとなると大変だったことでしょう。

 ポルカ天満屋ハピータウンでの撮影期間は約20日に及んだそうです。

県庁さんが来た詰め所

詰め所
 織田裕二さん演じる県庁さんが最初にスーパーに入ったのは、裏の荷物搬入口のそばにある詰め所です。
 
 作品では当初あちこちに在庫が積み重ねられている状態でしたが、天満屋ハピータウンは県庁さんの改革後のように整然と片付けられています。

寝具コーナー

寝具コーナー
 県庁さんが最初に配属された寝具コーナーです。

 カタログを参考に寝具をレイアウトしようとする県庁さんに対して、柴咲コウさん演じる二宮あきが、スーパーの客が求めているものとは異なることを叱責した場面が描かれました。
 実際の展示を見る限り、二宮あきの意見が正しかったようですね。

屋上駐車場

屋上駐車場
 邪魔者扱いされ、なかなか上手く行かない状況を嘆いた県庁さんが訪れた屋上駐車場もポルカ天満屋ハピータウンに実在します。
 ただしここから見える風景の内、山のあたりは別の風景に差し替えられています。

 屋上駐車場は一般客も利用可能です。

従業員出入り口

従業員出入り口
 物語中でも登場頻度が高かった、店内の従業員出入り口です。
 最後の大一番もここで撮影されました。

惣菜コーナー

惣菜、弁当
 先程の従業員の出入り口奥には県庁さんの最終的な配属先となる調理場がある筈ですが、さすがに中に入ることは出来ません。
 その代わりにお弁当の売り場をご紹介します。

 スーパーで売れ残った食材で安くお弁当を作って販売するのが正解か、それとも価格は高くなっても新鮮でいい食材のお弁当が正解か。
 それを競うというのが作品序盤でのテーマでした。
 
 ちなみに映画に出てくるようなきらびやかな高級弁当はありませんでしたが、どのお弁当も美味しそうでした。

満天堂の看板

満天堂の看板
 映画後も満天堂の看板はポルカ天満屋ハピータウンに残されており、店内で展示されていました。
 しかしお店のリニューアルの際に、満天堂の看板は片付けられてしまいました。

 現在でも見られるのは、この駐車場の看板だけです。

 この看板は両面で別々の用途で用いられており、現在見えている面は店舗が順調に推移し始めた時期のバージョンです。
 この裏面には最初に県庁さんが出勤した際に登場した、少し汚れた状態の看板が隠されています。

 しかし残念ながら現在は裏側は見れません。
 大きなものなのでいつまでも展示するわけには行かないのは当然ですが、いつか機会があれば限定的でも展示してほしいものです。

案内
 看板のそばに映画の案内があり、撮影時の看板はここで確認できます。

 なお、ロケは岡山ですが舞台は香川の設定だったようです。
 県庁さんと二宮あきがリサーチのために”デート”した場所は香川県で、訪れたお店は当時存在した天満屋高松店です。
 県庁さんの勤める県庁舎も香川県庁が用いられています。


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