岡山県を代表する観光地である倉敷市の美観地区へ、金田一耕助も勿論訪れています。
『悪霊島』の際に、観光をしています。
旅愁をそそると語ったその風景は、美観地区景観条例という条例によって、現在でも金田一耕助が歩いてきた当時から殆ど姿を変える事無く残されています。
倉敷美観地区は江戸時代より天領として栄えた倉敷の町並みを残している地域であり、写真のように現在でも古い建物や白壁などを見ることが出来ますし、新しい建物も美観地区の景観を損なわないような外観で作られているのです。
特に美観地区を流れる倉敷川周辺の景色は秀逸で、現在では国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
景色だけではなく、買い物をするのにも個性的なお店が集まっているので、金田一耕助さんも楽しい時間を過ごせたのではないかと想像してみます。
時期によって色々なイベントが催されており、事前に確認をする事は難しいものの、結婚される新夫婦が舟の上で結婚式を挙げる風景を見ることも出来ます。
…と、ここまで金田一耕助さんも見てきたであろう風景を紹介させていただいたのですが、次のページでは現在の倉敷美観地区の美しい取り組みを紹介します。
写真提供：岡山県
TOPへ戻る >>次のページ
