真備ふるさと歴史館
金田一耕助作品の岡山を舞台とした作品を紹介してきたこのコンテンツですが、今回は番外編として、金田一耕助以外の作品で岡山が舞台となった作品、『空蝉処女』をご紹介します。
空蝉処女は横溝正史自身の体験談として描かれた作品です。
作品の冒頭で名月を愛でようと家を出た横溝正史は真備町ふるさと歴史館のすぐ裏に広がる岡田大池という溜池を訪れます。
戦時中に横溝正史さんの疎開していた家の近くで、お気に入りの散歩コースだったそうです。
島もある
小さな島があり、そこに祠があるのも実際の通りの描写です。
写真の中央から少し左よりの白っぽい建物が見えるのが、その場所です。
金田一耕助作品について様々な事が考案されたであろう散歩道。
ファンなら是非とも一度は通っておきたいコースですね。
本陣殺人事件に登場する池も、この岡田大池がモデルではないかとする説があります。
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