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男はつらいよ 第8作『寅次郎恋歌』

あらすじ

「人間は一人じゃ生きていけないんだよ」


 博の母親の葬儀に訪れた寅次郎は博の父親から、
 家庭を持つ幸せについて聞かされます。
 この言葉に感化された寅次郎。
 東京に戻って出会った女性と、幸せな家庭を持つ事を考えるのでした…。

 この時、葬儀の為に訪れたのが岡山県高梁市という設定でした。

備中高梁駅


 博の実家の最寄り駅でした。
 昔ながらの雰囲気の駅舎で、地方に帰省したという情緒のある映像でした。

 当時の駅舎は残念ながら撤去され、現在は新しい駅舎になっています。

岡村邸(石火矢町ふるさと村内)


 博の実家・諏訪家として使用されたのは、石火矢町ふるさと村の中にある岡村邸という住宅です。

 葬儀の会場としても用いられています。
 当時はまだ自宅での葬儀が多かったのですね。
 見るからに立派な門は、かつて郡役所で使われていた物だそうです。

 残念ながら当時の建物は火災で失われましたが、門だけは今でも残っています。

寿覚院(高梁市寺町2188-1)


 諏訪家の菩提寺として登場した寺院は、寿覚院という実在の寺院です。
 寅さんが写真撮影の際に『笑って』と声をかけて叱られてしまったのも、このお寺の墓所です。

 作品に登場した住職は、当時のご住職様本人です。

白神食料品店(高梁市鍛冶町14)


 作品中でお酒を購入しに行ったお店は白神食料品店です。

白神商店

 残念ながら現在は営業していません。

 このお店は後に32話・口笛を吹く寅次郎の主要舞台になります。
 実は8話にも登場していたのです。



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