国道沿いの廃病院
岡山市・国道沿いの廃病院
岡山市から玉野に向かう国道30号沿いに、県内では有名なスポットの廃病院があります。
中に入ると医療器具が散乱しており、様々な怪奇現象が…!と言う話は聞こえてきますが、中に入った様子を伝える人も、写真も一切ありません。
この病院の建物は現在も警備システムが生きて管理されており、また厳重に出入り口が封鎖されている為に、中に入る事が出来ないのです。
その正体は…!?
病院の噂は二つの病院の話が一つになったのではないかと考えられています。
かつて近くにもう一つ別の廃業した病院跡の建物がありました。
そちらは医療器具などがそのまま残されており、上記の噂にあるような物々しい雰囲気が漂っていたと言われています。
…が、この建物は既に取り壊されています。
しかし噂だけがその後も語り継がれ、やがて近くで廃業した病院(※現在の噂の病院)の事として広まったようです。
現在も残る病院の建物に対し、しばしば「既に取り壊された」という誤った情報が流れるのも、元々の噂の出所である病院が取り壊された事実がある為ではないでしょうか。
また前述の病院の営業期間は非常に短く、「何かあったのではないか」と勘ぐった人がいた事も、その事を助長させたのでしょう。
心霊の話題は噂が錯綜しやすいところがありますが、まさにその典型例のような事例なのかもしれません。
あれ、人がいる!?
ところでこの病院の怪談話には、ちょっとした笑い話があります。
実は同名の医療機関が近い場所に存在するのです。
心霊スポットとされた方が○○病院で、もう一つの方が○○(同名)医院です。
誤ってこちらに向かってしまった人がいるそうで、どうにか忍び込もうと思ったら現役で利用されていて、大変に驚いたのだそうですよ。
※前述のように、警備もされている建物ですので不法侵入などはしないようにお気をつけください。