TOP岡山の怪談>朱峯

燃えた料亭

焼失した朱峯

朱峯とは


 かつて鏡野町に有名な心霊スポットの朱峯(スホウ)という料亭跡がありました。

 経営難で廃業した後でオーナーが自殺したなどの怪情報が飛び交い、心霊スポットとして知られるようになりました。
 廃業した旅館のような建物、山の頂上付近という寂しげな立地も噂に拍車をかけたのでしょう。

 途中にあったカーブミラーやアパートの建物(社宅?)までスポットとして知られるようになりました。
 しかし不審火で建物は焼失、さすがに建物が無くなって以降は心霊スポットとして語られることも無くなりました。

恐怖の死納橋


 建物の焼失で朱峯の怪談が完全に消え去ったわけではありません。
 朱峯には死納橋という橋がセットになっていました。

 川を渡って建物へ向かう為の橋です。
 なぜそのような恐ろしい名前の橋が…と思いきや、これは親柱に書かれた「加納橋」の文字のフォントが隷書のような独特な文字だった事から起こっています。
 「加」の字の力と口の部分が上で繋がるようになっており、「死」の字のように見えるのです。

 この橋は残った為、一部にはここを心霊スポットとして楽しむ人もいるそうです。


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関連リンク


写真:トンネル内部(Googleマップ)

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