吹屋往来とと道
詳細
所在地:高梁市成羽町吹屋周辺
県指定:ふるさと村
駐車場:観光客用駐車場有り
時間:お店の営業時間はそれぞれご確認下さい
関連リンク:吹屋ふるさと村
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吹屋の町並み
高梁市成羽町吹屋一帯は、昔ながらの街並みを留めた地区を保全していこうとする岡山県独自の制度『ふるさと村』へ指定されています。
吹屋は古くは銅山として栄え、近代には赤い塗料のベンガラの産地として日本随一の地位を築き上げました。
そのため山間部にありながらも、非常に繁栄していました。
往来に立ち並ぶ家々はベンガラを思わせる赤を基調とした建物で、独特な雰囲気を醸し出します。
上の写真のように、かつて鉄などを運んだ『吹屋往来』周辺を中心として町並みを眺めるスポットになっています。
旧吹屋小学校校舎
吹屋の商店が立ち並ぶメインストリートから、やや山の方に向かうと平成24年度まで現役として最古の校舎だった高梁市立吹屋小学校があります。
残念ながら廃校になりましたが、非常に古く趣のある建物は観光スポットとして親しまれています、
夜間にはライトアップも実施され、県内外から多くの方が見に来ます。
隣には先に廃校となった中学校の校舎の木材を用いて、吹屋小学校風に作られた宿泊施設であるラ・フォーレ吹屋もあるので、ライトアップを眺めた跡は夜の道を帰らずにゆっくり宿泊することも可能です。
とと道
吹屋は鉱山が閉山した後は観光業にシフトしています。
町並みを眺めに来る多くのお客さんのために、郷土館などで古い家を見学出来るようになっていたり、お土産を売るお店もあります。
上の写真は現役の郵便局です。
外見はクラシカルですが、中に入ると最新の郵便局の風景が広がります。
吹屋は町全体で観光に取り組んでいるのです。
この辺りのことを『とと道』と呼びます。
ととは魚の事で、笠岡の港から魚介類が送られてきた道である事に由来します。
マップ