藩主の眼差しが残る、水の都の静寂|津山・衆楽園
詳細
国指定:名勝
所在地:岡山県津山市山北628
駐車場:無料駐車場有り
入場料:無料
見学可能時間:7:00~20:00(11月~3月の間は17:00閉園)
休日:無し、年中無休
衆楽園とは
岡山県で有名な大名庭園といえば日本三名園の一つ後楽園が 有名ですが、岡山県北部にはそれに劣らない美しさの『衆楽園』 が津山市にあります。
衆楽園は江戸時代初期に津山藩主を務めた森家が築きました。
太上天皇(退位した天皇)の御所である仙洞御所を参考に作られたと伝えられる回遊式庭園です。

人工物を出来るだけ廃して、園内から見える中国山地を借景としています。
園内の川や池は、高い透明度で、雄大な景色を引き立たせいます。
改易によって津山藩主が松平家に代わった後も、引き続き接客や引退した藩主が景色を楽むのに用いられました。
歴史
衆楽園という名称がつけられたのは明治時代に入ってからです。
明治4年に命名されるまで、衆楽園には特定の名称はありませんでした。松平家が偕楽園と読んでいた記録はありますが、この名前で固定されたわけではないようです。
それ以外には御対面所という用途から来る呼び方や、城の西側に位置する事からか西御殿とも呼ばれていました。

明治17年から大正14年までの間は津山公園の名称だった期間があります。
実は明治16年に、公園の維持費に困った岡山県は衆楽園を廃止しています。この時に公園の主要部以外は農地になりました。
しかしその状況を憂いた松平家が寄付を行う事で公園の再開が決定、ここから津山町(当時)に所管が移るまでの期間の名称が津山公園でした。
衆楽園を歩いてみる
場所は津山市の市街地からやや北側、市役所と道を挟んで正面側にあります。駐車場も市役所併設の場所が利用できます。
衆楽園には観光バスの団体が訪れるような事もありますが、駐車場に困る事はまずないでしょう。
入場無料という事もあり、私たちのような観光客だけではなく、昼休みに穏やかな時間を過ごしに来た思われる地元の人の姿が多くみられるのも特徴的です。
園内には飲食店もあります。その名も「衆楽茶屋」。

昔の街道にある茶屋を思わせるような佇まいの店舗で、一見すると敷居が高そうにさえ見えます。
しかしせっかく衆楽園にまで来たのですから、今日ばかりは贅沢しよう!と気合を入れてお店に入ってみると、実は運営は地元のシルバー人材センターの方々で、周辺の飲食店より随分と安く食事が出来る穴場スポットでした。

こちらのきつねうどんで、なんと400円です。
しかも美味い。大名庭園に来て、こんなお得な食事が出来るなんて…、知らなかったという人も多いのではないでしょうか?
しかも美味い。大名庭園に来て、こんなお得な食事が出来るなんて…、知らなかったという人も多いのではないでしょうか?





