うかん常山公園(石の風車)
詳細
■ 所在地:高梁市有漢町有漢4882-1
■ 営業時間:城型展望館・レストハウスは9:00~17:00
■ 定休日:城型展望館・レストハウスは水曜日(祝日の場合は翌日)
※石の風車は見学自由
関連リンク:市による紹介ページ
石の風車
巨大な風車がグルグル回るだけなら、人は驚く事も無いのでしょう。
しかしそれが最大で2tにもなり、風速3m程度の微風でも回るとなると、多くの人が驚いてしまうのではないでしょうか。
そんな不思議な風車が高梁市有漢町有漢の『うかん常山公園』にあります。
ここには上の写真のような石の風車が何個も設置されているのです。
風車は有漢町が高梁市と合併する以前、単独の有漢町だった時代に町のシンボルとして作られました。
『風をあつめ、風を起こす』というコンセプトがあるそうです。
なぜ動く、巨大な羽根
これほど大きな風車が少しの風で動く仕組みは公開されていません。
高梁市の公式サイトでは、この巨大な石の羽根が僅かな風でも回るのは、『自然の風の力だけでなく、ここに集う人の力や思いが、石の羽根を回しているのです。 』とされています。
風の力だけじゃないんです。
大きな羽根が回るのは、羽根の中央にある芯棒がしっかりしているから。
小さな町でも、そこに住む人々の思いがしっかりしていれば大丈夫…。
石の風車はただ物珍しいだけの建造物ではなく、町に住む人々の気持ちが込められたモニュメントなのです。