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八つ墓村、鬼首村、刑部島、獄門島
八つ墓村、鬼首村、刑部島、獄門島 概要
存在しない理由:フィクション
登場作品:金田一耕助シリーズ
モデル:一部は有り
金田一耕助・岡山編とは
金田一耕助シリーズには岡山編と呼ばれる岡山県を舞台にした作品群があります。
著者である横溝正史は戦時中に疎開で岡山に滞在していました。(現在の倉敷市真備町岡田)
そこで田舎に残る昔ながらの風習などを見聞きし、そこから生まれてきた作品だと言われています。
(詳しくは舞台探訪のページをご参考下さい)
岡山編の地名は実在か!?
岡山を舞台にした作品に幾つかの地名が登場します。
実在の地名もありますが、八つ墓村、鬼首村、刑部島、獄門島といった地名は岡山には存在しません。
八つ墓村は八束村の名前に引っ掛けられているとか、獄門島は六島がモデルであるといった元ネタが見られる場合もありますが、そのままは存在しません。
金田一耕助シリーズ第一作目の本陣殺人事件では初期は全て実在の地名でした。
しかし殺人という作品の性質上、実在の地名はよくないと判断したのか、雰囲気のある地名を作ったほうがインパクトがあると判断したのか…。
それ以降は上記に挙げたような架空の地名が登場するようになりました。
尚、これらの作品でも事件が起こった場所以外は実在の地名が登場しています。