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岡山・吉備中央町「ニューサイエンス館」の軌跡:未来を夢見た科学館の盛衰

吉備高原ニューサイエンス館 概要

無くなった理由:廃業
所在地:加賀郡吉備中央町吉川4124-5
営業期間:1985年~2009年

ニューサイエンス館とは


 岡山県吉備中央町には、かつて「ニューサイエンス館」という博物館がありました。これは、吉備高原都市の 開発の一環として岡山県が整備した施設です。

 その目的は最新の科学技術を学び、実際に触れる機会を提供することでした。
 まだ実用化されていないような技術も多く展示されており、来館者はここで未来の便利な生活を思い描いたものでした。

 文化・教育をまちづくりの柱の一つとしていた吉備高原都市にとって、ニューサイエンス館はまさにその象徴的な施設だったので す。

IT 時代の到来と閉鎖へ


 1985年のオープンから長く親しまれてきたニューサイエンス館ですが、IT時代の到来とともに大きな転換期 を迎えます。
 インターネットが普及し、誰もが自宅にいながら最新情報を入手できるようになったことで、技術を紹介する施設の需要や斬新さは 徐々に失われていきました。

 同時に施設の老朽化も問題となり、岡山県の財政改革である「岡山県財政構造改革プラン」の中で廃止が決定され ます。民間への譲渡も検討されましたが、結局、2009年3月末をもって閉 鎖されました。

 この頃には、吉備高原都市自体の開発計画も既に凍結されており、ニューサイエンス館の閉鎖は、時代の変化と地域の開発計画の 変遷を象徴する出来事となりました。




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写真:吉備高原ニューサイエンス館
写真提供:岡山県


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